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■ 業界研究(医薬品卸)

医薬品卸は、医療用医薬品を製薬会社から病院、調剤薬局などの医療機関に届ける会社です。 医療機関は、必要な医薬品を製薬会社ではなく医薬品卸に注文します。

医薬品卸業界においても、調剤薬局やドラッグストア同様、薬価の抑制・競争激化が始まった90年代ごろから大手によるM&Aが進み、 現在、医薬品卸の数は当時の3分の1以下になりました。さらに近年、大手医薬品卸は製薬会社を設立したり、調剤薬局やドラッグストアを設立するなど、 事業範囲を広げ生き残りを図っています。

医薬品卸の主な仕事は、医薬品の配送、保管と品質管理、販売促進、DI業務です。 医薬品ですので配達遅延は許されません。受注から遅くとも翌日には納品します。
医療機関より注文を受けたら、メーカーへ発注し物流センターより受注して、伝票を作成し、 膨大な量の医薬品を当該医療機関へ間違いなく納品しなくてはいけません。

医薬品卸の物流センターには約1〜2万種類の、各支店や営業所には数千種類の在庫があり、品質管理しつつ保管をします。 ロット管理は地道で大変です。前回納品した薬より、今回納品した薬のほうが使用期限が早かった、などといったことにならないよう、 先入先出を厳守します。欠品せぬよう、なおかつ在庫は最小限に管理しなくてはなりません。

医薬品は、製薬会社が販売活動をするのではなく、卸が価格交渉も含めた販売活動を行います。医療機関と直接取引する、 医薬品卸の営業担当をMS (Marketing Specialist)といいます。

MSを通して情報を提供するのが、医薬品卸の管理薬剤師です。
製薬会社の管理薬剤師と異なり、医薬品卸の管理薬剤師はどのメーカーの製品でも、中立の立場で情報収集することができます。 DI業務だけではなく、安全性情報を医療機関に提供しています。自社製品に限定されているMRと異なり、 どの製薬会社から安全性情報が出されても即座に対応できます。

 



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