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■ 業界研究(調剤薬局)

薬剤師の就職先で最も多いのが調剤薬局です。
医薬分業の進展とともに、その数を増加させてきた調剤薬局ですが、院内処方のほうが珍しくなってきた昨今、 その質を向上させることにどこの薬局も力を入れています。

これまでの内服・外用薬の調剤だけでなく、無菌調剤室を備えて注射薬の調剤をする薬局も出てきました。 来局が困難な患者さんに、自宅まで薬を届け服薬指導をする在宅業務は、この先ほとんどの薬局で取り入れられるものと見られています。 6年制出身の薬剤師の登場で、今後さらに調剤薬局における薬剤師の業務範囲は拡大していくだろうと、期待されています。

薬局の増加数が頭打ちになってきたことから、大手チェーンの薬局によるM&Aが始まっています。 ここ数年で大手ドラッグストアも参入してきました。そのため、一昔前より調剤薬局を併設したドラッグストアが目立ちます。

10年ぐらい前、ドラッグストアの全国店舗数が飽和してきたころ、中小のドラッグストアが大手に軒並み吸収されていきましたが、 それと同様の自体がいま調剤薬局で進行しています。家族だけで1、2店舗を経営している薬局よりも、 一つの県内や地方の中で10前後の店舗を持つチェーンが一番狙われやすく、この先独立したまま生き残るのが一番難しいのはこのタイプだろうといわれています。

さて、新卒時に調剤薬局を選ぶなら、就職先には大手のチェーンをおすすめします。
中小以下だと会社そのものがなくなる危険性は先に記した通りなのですが、その危険がたとえなかったとしても、 やはり新卒の方は大手に入社することが、この先の薬剤師人生にとって大きな財産となると思うのです。

新卒時の経験はこの先一生の仕事を間違いなく左右します。だから、教育体制や会社としての体裁がしっかりしたチェーンの調剤薬局で、 薬剤師以前に社会人としてのマナーを身に付ける、これは本当に大切です。また、薬剤師としてどうやって新しい知識を身につけていくのか、 自己研鑽のやり方が大手なら自然に身に付くのです。

 



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